税務Q&A よくあるご相談
税金のこと、他の人にはできないの?
税理士は、税務に関する専門家として「税理士法」によって定められた国家資格です。税金に関する相談や申告書の作成代行などは、税理士の資格がなければ行えません。最近、資格のない人が税理士業務を行って、不当な報酬を請求したり、納税者に思わぬ損害を与えることが多発していますのでご注意ください。正規の税理士は、税理士証票をもち、バッジをつけています。
(税理士バッジ)
「公認会計士」の役割は?
一方、公認会計士は、「公認会計士法」によって定められた国家資格。主に、大きな企業の財務諸表などの監査を業務としますが、税理士登録することによって税理士と同じ税務業務も行えます。
なお近年の法改正により、税理士にも、商法における財産の価格の証明者、地方自治法における外部監査人、地方独立行政法人法における監事の有資格者、としての資格が附加されています。
「司法書士」の役割は?
法律上の手続きを通じて、市民の権利や暮らしを守る法的アドバイザーが司法書士です。具体的に言えば、不動産の登記、会社の登記、裁判所に提出する書類の作成、債務整理などであり、依頼人のために法務局や裁判所への手続きを代理します。もちろん、国家資格であり、さらに司法書士会に入会しなければ、司法書士業務を行うことはできません。
→ 司法書士の業務
プライバシーが漏れませんか?
税理士には、仕事上で知った秘密を守る義務があります。この義務は、税理士をやめたのちまで続きます(税理士法第38条)。秘密が漏れることはありませんので、安心してご相談ください。